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クロスドメイン視座AI要約 + 島田選定by petapixel

なぜ約17段DRは可能になったのか——Sony初のLOFICセンサー

Curated by Ryo

なぜこの記事を選んだか

スマホカメラ技術がミラーレスやシネマカメラに波及することも増えそうなので、こういう情報も大事。

Sony 初の LOFIC センサー「Lytia L910」、今年後半のフラッグシップ機に

Sony が同社初の LOFIC イメージセンサー「Lytia L910」を発表しました。今年後半に登場するフラッグシップ・スマートフォンへの搭載が見込まれており、5000万画素で、従来型センサーと比べてダイナミックレンジを大きく広げ、画質を向上させるとされています。

LOFIC は「Lateral Overflow Integration Capacitor」の略で、イメージセンサー技術の次の本命と位置づけられています。これまでは Xiaomi 17 Ultra のような一部のハイエンド機にしか採用されていませんでした。PetaPixel のレビューによると、同機のメインカメラは f/1.67・23mm レンズの背後に Type 1 の 5000万画素センサーを置き、複数枚を合成するのではなく「一度の露光で多段階に光を取り込むオーバーフロー構造」によってダイナミックレンジを高めるとのこと。ハイライトの復元やシャドウの持ち上げに優れ、とくに RAW(DNG)撮影で同機最良の絵を生むと評価されています。

L910 の仕様と仕組み

Sony によれば L910 は Lytia ラインで初めて LOFIC 構造を採用した製品で、新 HDR 技術と、暗部のランダムノイズを抑えるロジック回路技術も備えるとのこと。同社は、明るい LED 照明のある夜景のような高コントラストの場面でも、白飛びと暗部ノイズを抑え「人間の目で見たものに近い」画づくりができると説明しています。

Type 1/1.28 サイズの L910 は、1回の露光でダイナミックレンジ 100 dB を達成できるとされ、これは写真でよく使われるストップ換算でおよそ 16.6 段に相当します。もっとも画質はダイナミックレンジの数値だけで決まるものではなく、実機性能はメーカー公称とは異なる場合がある、と PetaPixel は注記しています。

仕組みの核は「Triple Conversion Gain-HDR(TCG-HDR)」で、単一露光で得た電荷を3つの異なる変換ゲインで読み出します。従来型センサーは各フォトダイオードからあふれた余剰電荷を捨てていましたが、LOFIC はその余剰分を並列回路に蓄えて活用し、ハイライト情報をより多く扱えるようにする点が革新的だとされています。

市場への波及

Sony 製センサーは Xiaomi、OnePlus、Vivo などが採用しており、Apple もこれまで Sony を使ってきました。ただし昨年の報道では、Apple が近く Samsung 製センサーへ切り替える可能性が指摘されています。

L910 の量産はこの夏に始まる予定で、今秋から冬に発売されるスマートフォンがメインカメラに採用する可能性は十分にあるとのこと。LOFIC はこれまでスマートフォンなど小型機器に限られてきましたが、より大きなセンサーへの応用も Sony のような企業が模索するのは確実で、小型センサーの進歩がやがて大判へ波及していく流れが注目される領域だとしています。


(元記事を AI が要約・抄訳し、島田が選定・編集したものです。原文: https://petapixel.com/2026/06/22/sonys-first-lofic-image-sensor-promises-nearly-17-stops-of-dynamic-range/

Curated by Ryo

島田のコメント

LOFIC知りませんでしたが、めちゃくちゃ今後の映像業界でも大事な技術では?ダイナミックレンジが人間の目と同じレベル、さらには超えるようになるのも時間の問題ですね。 そうなった時、今DPが設計して10ストップぐらいに抑えて撮影してるのは必要なくなる…訳ではないですが、「データをDRに収めるため」の照明や露出戦略は意味がなくなるかもしれませんね。 (小さなことに思えますが、意外とこれが撮影技術の最初の大きなハードルなので、参入障壁は下がるでしょうね)